全省庁統一資格の申請に必要な書類は、以下の3つ。
- 登記事項証明書
- 納税証明書その3の3
- 財務諸表1年分
特に注意していただきたいのは「納税証明書その3の3」です。この納税証明書は法人税や消費税に未納が無いことを証明する証明書となっています。法人税・消費税に未納があると、証明書を発行してもらうことができず入札参加資格を申請することができません。
法人税・消費税に未納には十分注意をしてください。
また、営業品目のうち「物品の製造」の全省庁統一資格を取得する場合には、『登記事項証明書の目的欄に「〇〇の製造」といった文言が入っていなければならない』といった指摘を受けたことがあります。
例えば、
- 制服や作業服といった「衣服・その他繊維製品類の製造」の全省庁統一資格を取得したいのであれば「衣服の製造」
- 薬や医薬品といった「医薬品・医療用品類の製造」の全省庁統一資格を取得したいのであれば「医療品の製造」
といったように、「製造」の営業品目を取得しようとお考えの方は、ぜひ、自社の登記簿謄本の目的欄を確認するようにしてみてください。
手引きには「納税証明書その3の3」「登記簿謄本」と記載されているだけですが、実際には、「未納があったらダメ」とか「○○の製造といった文言が入っていなければダメ」といった細かいルールがあります。
ご自身で申請しようとする方は、書類を集めるだけでなく、その書類に不備がないかもチェックするように心がけてください。
全省庁統一資格を取得したい方のための「おすすめページ」
全省庁統一資格の申請について、より多くの情報が欲しいという方にお勧めのページが下記の4つです。
————————————————————————————–
「NO1:たったの4日 全省庁入札への道」
まったく全省庁統一資格についての知識がない超初心者に向けたメール講座です。4日で終わる無料のメール講座ですので、ぜひ、登録してみてください。
————————————————————————————–
「NO2:全省庁統一資格の取得でお困りの方へ」
全省庁統一資格を取得したいけど、どうしたらよいかわからないといった方向けに、基本的な知識についてわかりやすく解説しています。
————————————————————————————–
「NO3:全省庁統一資格を少しでも早く取得した方が良い理由」
全省庁統一資格を取得することは決まっているけど、なかなか、準備が進まないという方や、急いで取得したいという方向けに、「なぜ、全省庁統一資格を1日でも早く取得した方が良いのか?」について実際の事案を交えながら解説しています。
————————————————————————————–
「NO4:全省庁統一資格の等級区分(格付けランク)及び発注予定価格をシミュレーションしてみよう!」
等級格付・ランク付けについてのシミュレーションです。「Aランク」「Bランク」「Cランク」といった等級(ランク)はどのように決められるのか?そして、そのランクだとどれくらいの規模感の案件に参加できるのか?といった点について、等級、格付を計算式や表を使って具体的にわかりやすく解説しています。