電子証明書の注意点

このページでは、電子証明書を扱う際の注意点、1.有効期間、2.PIN番号、3.カード名義人(代表者)の変更、の3つについて説明させて頂きます。

1.有効期間

電子証明書の有効期間は、1~5年の間で選ぶことができます。有効期間が短い方が、購入料金が安いため、ついつい短い有効期間を選択しがちです。しかし、有効期間が短いと、それだけ、そのカードを入札の際に使える期間も短くなります。

いざ入札の際に使おうと思っていたら、「電子証明書の有効期間が切れていたため、電子入札システムにログインできなかった」というのは、よく聞く話です。有効期間を1年にしてしまうと、1年後には再度あたらしい電子証明書を購入しなければならなくなり、面倒ですね。

購入費用との関係もありますが、できるだけ、電子証明書の有効期間はできるだけ長く設定した方が安全かもしれません。

2.PIN番号

PIN番号とは、電子証明書を使って、電子調達システムにログインをする際に必要となる暗証番号のことを言います。電子証明書を購入する際に、必ず、PIN番号も受け取ることになります。

PIN番号が記載されている通知書は、必ず、なくさないように大事に保管しましょう。PIN番号が分からないと、ログインできません。ログインできなければ、電子入札に参加することができません。

家の鍵をなくしたら、家に入れないのと一緒です。PIN番号の保管には十分に注意をしてください。

3.カード名義人(代表者)の変更

カード名義人(代表者)が変更した場合、電子証明書も新たに変更しなければなりません。これは、電子証明書が「身分証明書」としての役割を果たす以上、当然のはなしです。

カード名義人を代表者ではなく、「支店長」や「支社長」に設定している場合には、「支店長」や「支社長」の交替ごとに、電子証明書を新しくしなければならないので、注意してください。

 

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