全省庁統一資格を取得して、電子証明書やICカードリーダを購入しても、すぐに入札に参加できるわけではありません。入札に参加する際のシステムを「政府電子入札システム(GEPS)」といいますが、この「GEPS」を利用するにあたっては、利用者登録が必要です。
このページでは、1.利用者登録をするための環境設定、2.利用者登録の手順、について説明させて頂きます。
1.利用者登録をするための環境設定
全省庁の入札(電子入札)に参加するには「政府電子調達システム(GEPS)」を利用する必要があって、「政府電子調達システム(GEPS)」を利用するには「利用者登録」が必要で、「利用者登録」をするには「利用者登録をするためのパソコンの環境設定」が必要で….
一体どこまで続くんだ?と思ってしまいますね。しかし、これらの手順を踏まないと、どこかでエラーが発生してしまったり、システムにログインできなかったりと、不具合が生じてしまいます。
「いっそのこと、紙での入札の方が全然、楽。」という声も聞こえてきそうですが、以下では、ごく簡単に「利用者登録をするためのパソコンの設定の手順」について、説明いたします。
(1)プラグインセットアップ
(2)拡張保護モードの無効化
(3)ブラウザー拡張の有効化
(4)信頼済みサイトの登録
(5)セキュリティレベルのカスタマイズ
(6)アドオンの確認
以上のような(1)~(6)までの手続きを踏むことによって「利用者登録をするためのパソコンの環境設定」が終わります。詳しくは「調達ポータルを初めて利用する場合の手順」というマニュアルに記載があります。
「政府電子調達システム(GEPS)」を初めて利用するには、ポータルサイトからの利用者登録が必要で、利用者登録を行うには、利用者登録をするためのパソコンの環境設定が必要であるということを覚えておいてください。
2.利用者登録の手順
利用者登録の手順についても、詳しくは「調達ポータルを初めて利用するた場合の手順」というマニュアルに記載があります。この利用者登録を行うには、電子証明書・ICカードリーダ・PIN番号が必要になります。
(1)利用者登録方法の選択
(2)電子証明書種別の選択
(3)PINの入力
(4)資格情報の入力
(5)利用者情報の入力
(6)申請内容の確認・完了
利用者登録が完了すると、登録した情報がGEPSに連携されます。情報連携が完了すると、GEPSより「[重要]電子調達システム利用者登録完了通知」といったメールが届きますので、それ以降、登録した電子証明書を使用して、GEPSを利用した入札、契約などの業務を行うことができるようになります。